ケータイ辞書JLogosロゴ 大裏村(近世)


宮崎県>国富町

江戸期の村名日向国諸県【もろかた】郡のうち籾木村ともいう掃部岳南東麓,大淀川水系の三名川中流に位置する鹿児島藩直轄領はじめ綾郷,のち高岡郷に属す村高は,寛文4年「日向国諸県郡村高辻之帳」および「天保郷帳」ではともに353石余元禄11年「日向国覚書」には当村名は「籾木村内 大裏村」と見え,村高の記載はなく,別に籾木村353石余とある籾木村の名は他の郷帳には見えず,大裏村の別称と考えられるなお,鹿児島藩の行政上の史料には大裏村も籾木村の名も見えることが少なく,領内では南俣村(八代南俣村)の一部として把握されていた「旧高旧領」では当村の名は見えず,八代南俣村2,075石余のうちに含まれている現在国富町八代南俣の行政区の1つに籾木があり,また字名として籾木がある
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7459813
最終更新日:2009-03-01




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