梶原村(近世)
江戸期の村名日向国諸県【もろかた】郡のうち大淀川支流山田川上流域に位置する鹿児島藩都城島津氏領都城郷に属すまた,都城島津氏領の荘内(都城)七ｹ郷の1つ山田郷に属した村高は,寛文4年｢日向国諸県郡村高辻之帳｣,元禄11年｢日向国覚書｣,｢天保郷帳｣ではともに527石余このように幕府へ提出された郷帳類には当村名が見えるが,｢薩藩政要録｣や｢島津家列朝制度｣をはじめとする鹿児島藩の行政的な史料には当村名がほとんど見受けられず,藩領内では,山田村の名で呼ばれることが多かった｢旧高旧領｣では上中原村と合わせて山田村として見え,村高は2,669石余現在の山田町山田のうち字梶原を中心とした地にあたる
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7459926
最終更新日:2009-03-01