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宮崎県>高千穂町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ上野村,昭和44年からは高千穂町の大字。明治24年の幅員は東西15町・南北1里,戸数150・人口920(男483・女437),厩100,寺院1,学校1(徴発物件一覧表)。同28年頃から,三田井〜熊本県阿蘇郡高森町間の県道が開通したため,当地の中央を通っていた岩戸越からと小坂峠越からの2本の肥後往還は,次第に交通量が減少し,車の通行ができないので,現在は歴史の道としてわずかにその遺構をみるのみである。代わって新たに開削された西端を南北に走る県道は,昭和45年国道325号に昇格した。この道は,明治40年頃から客馬車の通行をみたが,昭和初期から定期バスが運行するようになった。また,当地では,昭和36年頃から国道325号の雲井都から分岐して下野川沿いの町道聖川線に定期バスが運行されるようになった。高千穂町の中心地の三田井に隣接しているので,近年町のベッドタウンとして住宅が増加しつつある(高千穂町史)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7460295
最終更新日:2009-03-01




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