山之口町(近代)
昭和39年〜現在の北諸県郡の自治体名｡村制時の3大字を継承｡世帯数･人口は昭和45年1,973･7,072,同55年2,357･7,773｡当地のほとんどは林野で,農耕地はわずかであるが,米･大麦･大根などを産する｡乳用牛･肉用牛の飼育も盛んで,養蚕も行われている｡また,良質の粘土を産するので瓦製造がなされるほかに,陶土としても使われている｡昭和50年の民有地のうち田517ha･畑550ha･宅地128ha･山林579ha･原野218ha,15歳以上就業者総数3,684のうち農業1,912,林業･狩猟業96,漁業･水産養殖業1,鉱業13,建設業264,製造業404,卸売業･小売業377,運輸通信業111,ｻｰﾋﾞｽ業337,公務148,農家総数1,172戸,うち専業農家228戸･第1種兼業農家281戸･第2種兼業農家663戸,経営耕地面積は田4万4,635a･畑3万5,288a･樹園地6,817a,昭和48年度の町民所得は総額34億円余,うち第1次産業10億円余･第2次産業10億円余･第3次産業14億円余(県統計年鑑)｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7461051
最終更新日:2009-03-01