ケータイ辞書JLogosロゴ 赤瀬川村(近世)


鹿児島県>阿久根市

 江戸期〜明治22年の村名。薩摩国出水郡阿久根郷のうち。江戸初期の村高は323石余,赤瀬川・長井という集落名が見える(旧記雑録)。文化6年の村高532石余,門数16(阿久根市誌)。「旧高旧領」では581石余。南部の展望地大尾【うお】が丘は阿久根茶の開発者小木原三楽の隠居地で,その墓が残る。三楽は茶・造園と育馬調教の名手で自ら三楽と号し,死後墓前には三楽神社馬頭観音が祀られた。西方海上,阿久根湾に浮かぶ桑島は当村に属し,藩御用商人でもあった河南源兵衛一族の幕末期の密貿易のうち,唐物取引きの島と伝える(阿久根市誌)。明治12年折口・多田両村を含めた3村戸長役場が当村に置かれたが,同15年廃止。「県地誌」によれば,戸数141・人口622,牛13・馬65,漁船等6,農業が中心で物産としては米・麦・粟・大豆・甘藷・文旦・実綿など。明治22年阿久根村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461103
最終更新日:2009-03-01




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