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鹿児島県>西之表市

 明治22年〜現在の大字名。はじめ北種子村,大正15年西之表町,昭和33年からは西之表市の大字。人口は,明治22年751人,昭和6年1,180人,同30年1,585人,同47年944人。同22年3月,農林省は亜熱帯農業の研究調査のため,農事試験場種子島試験地を軍場に開設した。同33年,町営西之表飛行場の建設が安納海岸で開始された。隣の中種子町・南種子町の同意が得られず,第三種空港の認可が得られぬままの建設工事であったが,翌34年2月工事は完了。滑走路は長さ900m・幅40m,総経費2,985万円。風向が年間3分の2は西風と東風の種子島で,滑走路を南北に作ったこと,その延長が全く不可能なこと,用地の狭隘など,さして利用されることもないまま,同41年廃港となった。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461187
最終更新日:2009-03-01




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