ケータイ辞書JLogosロゴ 安楽村(近世)


鹿児島県>志布志町

 江戸期〜明治22年の村名。日向国諸県【もろがた】郡志布志郷のうち。39門ある純農村。宝暦11年家内220・男女1,055人,石高2,357石余(志布志肝付文書),天保5年1,987石余(天保郷帳),「旧高旧領」では2,137石余。郷社山口六社大明神は慶応年間に山宮神社と改称。安良に天智天皇の妃玉依姫を祀る安楽神社(中之宮大明神)がある。寺院は山宮神社前に真言宗千手院,宮内に曹洞宗真福寺があったが排仏毀釈により廃寺。「日向地誌」によれば,戸数177(士族21・平民154・社2),人口766(士族73・平民693),牛186・馬166。明治7年宮之馬場に第9番小学校を開設,同8年には安楽小学校と改称。同22年志布志村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461191
最終更新日:2009-03-01




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