ケータイ辞書JLogosロゴ 硫黄島(中世)


鹿児島県>三島村

 南北朝期に見える地名。薩摩国河辺【かわなべ】郡のうち。興国4年10月22日付の某書下に「薩摩国河辺郡内,黒嶋・硫黄郡司職,かめまつ丸にあて給候畢,両所年貢せんきにまかせて,とり沙汰可被申候」と見える(蒲地氏文書/旧記雑録)。平安最末期の治承元年,成経・康頼・俊寛が流された鬼界島とは当島のことで,その遺跡が多い。また,元暦2年安徳帝と平家一門が遁入したという伝承があり,それにまつわる遺跡も多い。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461197
最終更新日:2009-03-01




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