池袋(中世)
鎌倉期から見える地名大隅国桑西郷のうち建治2年8月の大隅国在庁石築地役配符に｢桑西郷……池袋｣と見えるが,田数は不詳(調所氏譜祐恒伝/旧記雑録)降って,文明2年5月23日の本田兼親宛島津立久書状に｢上井･敷根･池袋其外其方之人々同前ﾆ可被申候｣とあり(立久公御譜/旧記雑録),大友親繁の豊前国進発に対して立久が動員した本田兼親の軍兵に当地のものがいたことがみえている国分市野口に小字池袋があり,この付近に比定されると思われる
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7461209
最終更新日:2009-03-01