ケータイ辞書JLogosロゴ 市山村(近世)


鹿児島県>菱刈町

 江戸期〜明治22年の村名。薩摩国伊佐郡大口郷のうち。ただし当村は大隅国菱刈郡に属す。村高は,「天保郷帳」814石余,「旧高旧領」984石余。下市山にある箱崎神社は元寇のとき当地域の武士が従軍したため筥崎神社を分祀し勧請したものという。社殿はその様式から室町初期のものとされているが,江戸期には藩主がその修造にかかわり,鳥居には慶安5年の銘がある。小苗代薬師堂は足利直義が貞和6年に田地8町2反を寄進したといわれる由緒をもつが,排仏毀釈により廃寺となり,松原神社と改称された。また明和9年大島出羽守久邦の筆になる「小苗代原」の額面があり,日向三薬師の1つに数えられている(菱刈町郷土誌)。明治2年からは牛山郷に所属。同16年の戸口は,士族12戸・42人,平民85戸・301人(同前)。同22年菱刈村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461278
最終更新日:2009-03-01




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