ケータイ辞書JLogosロゴ 藺牟田村(近世)


鹿児島県>祁答院町

 江戸期〜明治22年の村名。藺牟田郷のうち。村高は,「天保郷帳」1,118石余,「旧高旧領」1,696石余。寺社には,慶長年中国分郷小浜村から移転したと伝える真言宗普賢院,もと通善寺で慶長14年樺山忠助の法名をもって改号した曹洞宗大翁寺,もと桜島の赤尾原村にあり十慶菴といい慶長年間当村に移転・改号した同宗華巌寺,慶長年中樺山久高が奉祀したと伝える諏訪大明神社,当村の宗廟である日吉山王大権現社などがある(三国名勝図会)。なお,排仏毀釈で寺院が廃されたのち明治2年大翁寺跡に明道館が開設,郷士を中心とした子弟の教育が行われた。同4年領主仮屋跡に移転,翌5年外城第17郷校と改称,翌6年第22郷校,同9年藺牟田小学,同15年明普学校を経て,さらに同20年藺牟田尋常小学校・藺牟田高等小学校となる。「県地誌」によれば,戸数310・人口1,527(士族1,144・平民383),牛189・馬581,小学校の生徒数男117・女46,5等郵便局あり,物産としては米・糯米・大麦・小麦・裸麦・粟・大豆・蕎麦・甘藷・実綿・麻・茶・葉煙草・楮皮・藺・馬など。明治22年藺牟田郷藺牟田村は単独で自治体となる。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461316
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ