ケータイ辞書JLogosロゴ 入山村(中世)


鹿児島県>菱刈町

鎌倉期〜室町期に見える村名大隅国菱刈郡のうち入山村・入山名とするのも同一の地域とみられる羽月川支流市山川流域で,現在の伊佐郡菱刈町の北部山麓地域に位置すると推定される建久8年の大隅国図田帳に「菱苅郡百三十八丁一段……入山村 筥崎宮浮免田 賜大将殿御下文,千葉兵衛尉沙汰之」と見える文永元年2月8日付の島津道忍寄進状には「小苗代薬師如来為仏供,入山之内,奉寄進候」とあり,畠地などが小苗代薬師に寄進されている(久経公御譜/旧記雑録)建治2年8月付の大隅国在庁石築地役配符には「入山廿丁二丈」とある(調所氏譜祐恒伝/旧記雑録)また,嘉暦3年12月27日付の入山村年貢請取状には「納伊作田郡入山村請御年貢事 合伍拾玖貫肆佰玖文内」とあり年貢負担についての記録が残されている(上原氏文書/旧記雑録)さらに,貞和6年正月7日付の足利直義書下には「大隅国菱刈院入山村薬師田八町弐反,無公役之事(中略)不代相伝云々」(大口郷小苗代薬師如来文書/旧記雑録),応永18年8月10日付の菱刈院地頭職注文に「入山地頭分」「入山名地頭分」(篠原家文書/旧記雑録)などが見える戦国期には一山と称され,菱刈町市山に比定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461332
最終更新日:2009-03-01




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