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鹿児島県>高尾野町

 江戸期〜明治22年の村名。薩摩国出水郡高尾野郷のうち。村高は「旧高旧領」では1,156石余。庄屋所は柴引村との境界近くにあり,天保2年の庄屋には,柴引村庄屋兼帯の八田利右衛門の名が見える。また,同年の門割制度による門数は22(高尾野町生子証文帳)。出水街道が東西に通り,同街道に沿って野町が形成され,野町は柴引村へかけて続いているが,行政区画としては当村に属していた。野町の行政は郷士役の部当が横目の監督下に町人役の小部当の補佐をうけて行った。その役所を会所【けしよ】といった。天保2年の部当には石沢政右衛門が見える(白川シズ文書)。文政9年の野町用夫は23人である(薩藩政要録)。「県地誌」によると総戸数228(士族91・平民133・社家4),人口1,012(士族441・平民571),牛21・馬170。物産には米・麦・粟・大豆・蕎麦・甘藷・実綿・繭・生糸・真綿・茶・葉煙草などがある。明治22年高尾野村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461451
最終更新日:2009-03-01




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