ケータイ辞書JLogosロゴ 大野名(中世)


鹿児島県>金峰町

 鎌倉期〜室町期に見える名田名。薩摩国伊作荘のうち。建長7年12月25日付関東下知状に島津忠久の自名であった3か村の1つとして見え,承久3年忠久は「当庄書生検非違所并自名田尻・和田・大野三ケ村万雑事」を下司職と交換したという。次いで文保3年には「大野名」とあり,同年6月日付の伊作荘雑掌下司申状によれば,隠岐三郎任が伊作荘の往古の境である「人来別符名内大牟礼并大野名内塩道上毛夜木瀬任和田名内橘牟礼狼野津波牟礼以下所々」を打ち越えて荘内に乱入したと訴え,元応2年2月8日付で阿多北方地頭代沙弥見仏が反論している(伊作荘史料)。下って,永享4年6月30日には島津忠国が「伊作庄之内大野」を阿多家久に宛行っており,同年12月7日には島津好久(用久)が「伊作院内和田・大野,多布施内高橋,河辺内田辺田・田上・野間・今田,泊津」を阿多忠清に宛行っている(阿多文書/旧記雑録)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461492
最終更新日:2009-03-01




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