ケータイ辞書JLogosロゴ 大山(中世)


鹿児島県>姶良町

 鎌倉期に見える地名。大隅国帖佐郷のうち。建治2年8月日付の大隅国在庁石築地役配符に,帖佐西郷の公田143町5反の1所として「大山十一丁九段大〈加神田寺田定,除貢進田五段〉定田十一丁四反〈一丈一尺四寸六分〉正宮留守刑部左衛門殿真用」とあり,弘安年間ごろの守公神侍畳図にも,大山の名が見え,大隅正八幡宮領となっている(調所氏譜祐恒伝/旧記雑録)。以後史料に見えることはないが,近世の大山村とほぼ同域かと考えられる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461506
最終更新日:2009-03-01




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