ケータイ辞書JLogosロゴ 小田(中世)


鹿児島県>隼人町

 戦国期に見える地名。大隅国桑西郷のうち。天文11年12月6日付の島津貴久宛行状によれば「大隅国之内小浜名六町・同城付怒久見田十弐町・西郷八町・小田名六町・加治木郷之内日木山名十二町」などが本田董親に宛行われている(本田作左衛門宣親蔵文書/旧記雑録)。その後,天文17年10月本田氏が清水城(国分市清水)を追われて,島津氏の国分地方経略が成ると,当地は樺山氏所領となったとみえ,天正3年3月22日島津義久は樺山兵部大輔母公に対し「大すミの国小田名之事……御子孫におひて,相違あるましきもの也」と当地を安堵している(樺山源三郎久清蔵文書/旧記雑録)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461530
最終更新日:2009-03-01




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