尾見条(中世)
南北朝期〜室町期に見える条名｡日向国救仁院のうち｡延文2年2月29日付の畠山直顕寄進状に｢日向国救仁院尾見条｣と見え,志布志大慈寺三門造営料所として同寺修造司に寄進されている(志布志大慈寺文書/県史料拾遺)｡次いで応永13年6月15日付の島津元久寄進状に｢嶋津庄大隅方串良院内岩弘名,同日向方田浦条･尾見条｣と見え,同じく大慈寺に寄進されている(同前/旧記雑録)｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7461550
最終更新日:2009-03-01