仮屋瀬(中世)
戦国期に見える地名薩摩国のうち借屋瀬とも書く大永7年2月の藤井房幸寄進状案(入来文書)に｢佐志之名苅屋瀬之内篠田一反｣とあり,松尾寺(興全寺)に寄進されている天文2年8月の松尾寺住持興弁寄進地記文(同前),天文24年3月の平氏女寄進状(同前)にも見え,ともに地内の田地が松尾寺領とされている宮之城町広瀬に仮屋瀬の集落名がある
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7461713
最終更新日:2009-03-01