佳例川村(近世)
江戸期〜明治22年の村名。大隅国曽於【そお】郡福山郷のうち。北半部は比曽木野【ひそぎの】と呼ばれ,点在する谷間の集落は平家ゆかりの地として早くから開けたといわれる(福山町郷土誌)。岩戸には平氏を祀るという伊勢小松神社がある。村高は,「天保郷帳」748石余,「旧高旧領」1,306石余。明治15年曽於郡恒吉郷坂元村と合併したが,のち分離(福山町郷土誌)。明治22年福山村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461716
最終更新日:2009-03-01