ケータイ辞書JLogosロゴ 川畑村(近世)


鹿児島県>加世田市

 江戸期〜明治22年の村名。薩摩国河辺【かわなべ】郡加世田郷のうち。村高は「天保郷帳」では1,048石余,「旧高旧領」では1,060石余。当村と阿多郡花瀬村の間を万之瀬川が流れ,津貫川が当村と武田村の界を西北流し,神事川(祓川)が西流してそれぞれ万之瀬川に入る。津貫川の上流に田中橋,神事川の中流に加治屋園橋が架かる。村の用水として高倉池・舞敷野池があった。東に村社として熊野神社があり,元中2年権大僧都法眼が吉野から奉守して村内の松坂山に安置したという。寺院は禅宗南陽軒,真言宗杉元寺・今泉寺・愛染院があった。「県地誌」によると,戸数582,人口2,908,うち士族806・平民2,102,牛175・馬130,日本形荷船50石積1。公立小学校があり生徒数78,村の西に戸長役場と郵便局があった。物産は米・麦のほか粟・大豆・蕎麦・甘藷・麻・茶・菜種子など,全戸数のうち農家が中心であったが,商業を営む家も多かった。明治22年加世田村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461764
最終更新日:2009-03-01




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