ケータイ辞書JLogosロゴ 柊原村(近世)


鹿児島県>垂水市

 江戸期〜明治22年の村名。大隅国大隅郡垂水【たるみず】郷のうち。村高は,享保7年の「古今覚書」では292石余,「天保郷帳」では2,021石余,「旧高旧領」では247石余。一時は新城島津氏の領地であった。農業は海岸地帯の沖積層と上之原台地で営まれ,ほとんどが畑作で,麦・粟・甘藷の栽培が中心だった。一方軽砂では漁業も盛んで,浦人としての籍をもつ者も多くいた。村内にある錦町は,江戸期に浜平方面から移住した下級武士の集落で,半農半漁を営み鬼山と呼ばれた。切目王子神社の祭神は天智天皇の皇女といわれ,村の鎮守として信仰されている。また柊原下には馬頭観音が祀られ,牛馬の神として崇められている。西ケ崎には,江戸末期外国船の来航を告げる烽火台もあった。明治12年,並松と比良の境に設立された柊原小学校は,同34年に現在地へ移転。明治22年垂水村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7461900
最終更新日:2009-03-01




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