ケータイ辞書JLogosロゴ 小山田村(中世)


鹿児島県>加治木町

 室町期〜戦国期に見える村名。大隅国加治木郷のうち。応永20年11月15日付島津久豊寄進状に「大隅国竹子・小山田村者,為往古神領,有重色社役云々」とあり,島津久豊が大隅正八幡宮に再寄進している(国分宮内社家沢氏文書/旧記雑録)。同状にいう往古神領とは,加治木家系図によると,庶流の資頼が小山田と号し,嗣子なく,「奉譲小山田村於執印行賢之間,成神領」とあるのがそうであろうか(加治木郷土誌)。いつのことか年代は記載がないが,執印行賢とは,天承元年9月17日付正八幡宮執行印行賢寄進状に所見の人物とすれば,平安期のことになる(台明寺文書/旧記雑録)。下って,文禄4年6月29日付豊臣秀吉朱印知行方目録に,太閤蔵入分の「大隅国姶(ママ)羅郡加治木之内」に「一,九百拾壱石七斗弐升四合,小山田村」とあり(島津家文書2/大日古),石高より見ると近世初頭の小山田村と同じである。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462096
最終更新日:2009-03-01




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