重留村(近世)
江戸期〜明治22年の村名｡菱刈郡本城郷のうち｡村高は,｢天保郷帳｣466石余,｢旧高旧領｣600石余｡重留溜池は,嘉永3年に当村と西接する花北村の用水を確保するために築造され,20町を灌漑した｡宮ﾉ元に鎮座する菅原神社は文禄5年に馬越郷地頭大島忠泰が荒廃した社殿をこの地に移転して再興したもので,神体は忠泰自筆の菅公像といわれる(菱刈町郷土誌)｡明治2年からは太良郷に属す｡同16年の戸口は平民戸数43･人口177(同前)｡同22年菱刈村の大字となる｡
解説文を自分にﾒｰﾙ![]()
ﾒｱﾄﾞ:Milana@docomo.ne.jp
![]()
(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7462189
最終更新日:2009-03-01