ケータイ辞書JLogosロゴ 下村(近世)


鹿児島県>喜入町

江戸期〜明治11年の村名薩摩国給黎【きいれ】郡喜入郷のうち「下名」ともいい,下之村とも書く薩摩半島南東部に位置し,東側は鹿児島湾(錦江湾)に面する天和元年生見【ぬくみ】村を分村,宝永年間に前之浜村が成立して,江戸中期以後は2か村からなるただし,江戸期を通じて,下村1か村と把握される場合も多い(元禄郷帳・薩藩政要録など)村高は,慶長19年1,611石余,「天保郷帳」1,782石余,「旧高旧領」2,240石余寺社には,薬師堂,生見の玖玉大明神社などがある(三国名勝図会)明治2年常備隊編成に伴い,生見・前之浜の2か村と,宮坂村の一部を統合して下村となる(県地誌)明治9年榎屋兼明を教員として生見小学校と前之浜小学校が開設,翌10年榎屋の西南の役出征のため両校閉校,翌11年両校再び開校同年前之浜・生見の2か村に分村
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462297
最終更新日:2009-03-01




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