ケータイ辞書JLogosロゴ 白川村(近世)


鹿児島県>金峰町

 江戸期〜明治22年の村名。薩摩国阿多郡阿多郷のうち。村の中央に日枝神社がある。村高は,寛文4年679石余(郡村高辻帳),安永7年470石余(御治世要覧),「天保郷帳」では679石余,「旧高旧領」では659石余。百姓門数は14(金峰町郷土史)。享保年間阿多御新田開発のため,川辺郷越原から白川村・花瀬村を経由する用水路が掘削された。明治13年白川小学校が創設され(金峰町郷土史),生徒数41,うち男子37・女子4(県地誌)。「県地誌」によれば田畑271町歩余,戸数238(士族24・平民212・寄留1・社家1),人口1,187(士族148・平民1,039),主産業は米・麦中心の農業であり,薪炭も産した。明治22年阿多村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462343
最終更新日:2009-03-01




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