ケータイ辞書JLogosロゴ 新城(中世)


鹿児島県>垂水市

 戦国期に見える地名。大隅国下大隅郡のうち。永禄4年に肝付兼続・禰寝重長・伊地知重興らは連合して島津氏に対抗するが,天正2年1月の牛根城の落城で13年余にわたる戦いは終わり,肝付・禰寝・伊地知氏は各々その所領を島津氏に進上し降伏したが,新城は伊地知氏の差し出した下大隅5か所の1つであった。その年,島津義久は高城を付して新城地頭として鎌田出雲守を任じている(樺山玄佐自記・長谷場越前自記・箕輪覚書/旧記雑録,上井覚兼日記)。「上井覚兼日記」天正2年8月29日条によれば,新城地頭の鎌田政近は当地に入部して役所配当を行っている。その後,慶長4年に種子島より島津一門の島津以久が垂水城主として移り,新城は以久の家老町田周防介が地頭として治めた。なお,天正5年3月には島津義久は興国寺へ地内の峯岡名の空住庵屋敷と2反20,塩屋1間を寄進している(興国寺文書/旧記雑録)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462369
最終更新日:2009-03-01




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