ケータイ辞書JLogosロゴ 外小野(中世)


鹿児島県>吹上町

鎌倉期に見える地名薩摩国伊作荘のうち文治3年3月日付平重澄寄進状案によれば,日置【ひおき】南郷外小野が寄郡から一円荘となり,文治4年10月日付伊作荘立券状案では,外小野は伊作荘に含まれる定めで,同荘の北限は「北限外小野北波多辺日置峯波多尾上黒河戸淵」とされている(伊作荘史料)建久8年の薩摩国図田帳には「同(日置)南郷内外小野十五町 地頭右衛門兵衛尉」とあり,下って元徳元年10月5日付の鎮西下知状にも「南郷外小野」とあるが(伊作荘史料),伊作荘と一緒の扱いを受けたので,中世後期には伊作荘内として処理されていたと思われる近世の伊作郷小野村,現在の吹上町小野にあたる
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462450
最終更新日:2009-03-01




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