ケータイ辞書JLogosロゴ 立小野村(中世)


鹿児島県>大崎町

南北朝期〜戦国期に見える村名日向国救仁郷のうち日向・大隅の境界をなす地で,所属国郷は必ずしも明確でない正平12年4月20日付の田代次郎宛島津氏久宛行状に「大隅国串良院弁分〈上条〉・同立小野村并鹿屋院内高隈村弁分」とある(氏久公御譜/旧記雑録)下って,戦国期の天正8年2月,島津氏老臣忠棟・親貞・光宗・覚兼・経定5名連署の坪付が野辺右衛門盛武に与えられており,同坪付には「救二郷蓬原之内,一ケ所,立生野屋敷四反余,うち一ケ所二反御重恩」と見える(野辺文書/県史料拾遺)現在,大崎町野方と串良【くしら】町細山田との境界に立小野の集落がある
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462583
最終更新日:2009-03-01




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