ケータイ辞書JLogosロゴ 千与富(中世)


鹿児島県>加世田市

鎌倉期に見える地名薩摩国加世田別符のうち建久8年の薩摩国図田帳によれば,加世田別符100町のうち,公領75町内に「千与富四十町郷司弥平五信忠」とある郷司信忠は,加世田別符開発領主別府五郎忠明の子である千与富とは忠明の仮名によるものであろう信忠の郷司職は,加世田別符が古代阿多郡鷹屋郷から成立したものであることを示している図田帳によれば,千与富を除く益山荘25町,山田村20町,村原15町が地名として残っているのに対して,千与富だけは早く消滅して今は伝わっていない
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462652
最終更新日:2009-03-01




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