ケータイ辞書JLogosロゴ 中之島(近代)


鹿児島県>十島村

 明治41年〜現在の大字名。はじめ十島【じつとう】村,昭和27年からは十島【としま】村の大字。明治43年の戸数50・人口351,昭和7年の世帯数112・人口702(トカラの地名と民俗)。同30年の世帯数208・人口928,同45年の世帯数148・人口483。明治41年徴兵制適用。明治末期大島郡笠利方面より日之出地区へ入植。大正4年,鹿児島警察署中之島派出所を設置。昭和5年5月,小学校令の適用により,私立中之島小学校が,村立中之島尋常小学校となり,同7年高等科を併設して村立中之島尋常高等小学校となる。同16年中之島国民学校と改称。同22年11月,学制改革により中之島小学校と改称,同時に中之島中学校が発足。昭和8年,村営船十島丸が就航。同17年,金十丸就航,同33年,第2十島丸が就航,同46年,第3十島丸が就航。昭和31年,水力発電による送電を開始。同40年頃より,大島紬織りの技術を導入,島内での生産を開始。昭和31年4月1日,村政の中心たる村役場を中之島から鹿児島市に移転,以来,旧役場は中之島支所となり,現在では,同46年建設された十島村振興センターの中に置かれている。昭和35年,電話が通じ(同54年自動化),同46年には中之島港に十島丸の接岸施設が完成。九州電力による24時間送電の開始もあって同55年製氷工場を設置。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7462861
最終更新日:2009-03-01




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