ケータイ辞書JLogosロゴ 麓(近代)


鹿児島県>溝辺町

 明治22年〜現在の大字名。はじめ溝辺村,昭和34年からは溝辺町の大字。大正14年に組織された「麓公正会」と呼ばれる自治組織が大字行政の主体となっている。麓の小学校であった玉利小学校は,昭和28年崎森地区に馬立【またて】分校を開設,同41年玉利小学校と馬立分校が統合されて陵南小学校となる(溝辺町郷土誌)。茶業を主体とした農村で,十三塚原には見わたすかぎり茶畑が続く。昭和20年十三塚原に海軍航空隊の飛行場が設置され,特攻基地となった。第2次大戦後飛行場跡は茶畑と化していたが,同47年鹿児島空港が設置され,同50年九州縦貫自動車道溝辺インターチェンジが開通し,鹿児島県の空の玄関口となった。
解説文を自分にメール
メアド:Milana@docomo.ne.jp

(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7463288
最終更新日:2009-03-01




ケータイ辞書 JLogosトップ