ケータイ辞書JLogosロゴ 馬籠村(近世)


鹿児島県>佐多町

 江戸期〜明治22年の村名。大隅国大隅郡佐多郷のうち。山崎村ともいう(元禄郷帳・天保郷帳・三国名勝図会)。村高は「天保郷帳」では528石余,「旧高旧領」では838石余。宝永7年の列朝制度「御問条書」によると,大泊浦には異国番所があり,種子島〜内之浦間をつなぐ港として相当にぎわっていたことがわかる。当浦の様相は,湊口幅3町40間・入3町10間で,大船30艘の係留が可能。ただし東風・南風の時は船の係留が不自由という。また,同浦は船数19艘,うち漁船11艘・5端帆船以下8艘を擁していた。明治13年大泊小学校開校。同22年佐多村の大字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7463363
最終更新日:2009-03-01




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