ケータイ辞書JLogosロゴ 吉松郷(近世)


鹿児島県>吉松町

 江戸期〜明治22年の郷名。大隅国桑原郡のうち。鹿児島藩直轄領,外城の1つ。川西(吉松)・川添・鶴丸・中津川・般若寺の5か村からなる。地頭仮屋は鶴丸村にあった。「薩藩政要録」では,地頭石原庄太夫,郷士惣人数439,郷士人体236,所惣高5,109石余,郷士高759石余,寺高2石,用夫195,野町用夫10。「要用集」では,地頭伊集院周右衛門,郷士総人数419,郷士人体237,所総高5,116石余,郷士高889石余,寺高2石,用夫151,野町用夫7。霧島山中の狭原牧に起源を持つ沢原野牧が当郷にあった。島津義弘の時代,南部馬2頭を放って種馬としたことに始まるが,寒気が厳しくのち廃せられた。また,産物としては,粳米・茶が上質品であった(三国名勝図会)。明治4年鹿児島県,都城県を経て,同6年鹿児島県に所属。「地理纂考」では,高2,970石余,戸数512・人口2,352(士族962・平民1,390)。明治5年小林郡治所,同20年には姶良【あいら】郡加治木郡役所の管轄下となる。同22年当郷5か村は吉松村となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7463683
最終更新日:2009-03-01




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