ケータイ辞書JLogosロゴ 安仁屋村(近世)


沖縄県>宜野湾市

 王府時代〜明治41年の村名。中頭【なかがみ】方,はじめ北谷【ちやたん】間切,康煕10年(1671)からは宜野湾【ぎのわん】間切のうち。「高究帳」では北谷間切あぎな村と見え,高頭481石余うち田180石余・畑300石余。御嶽に金城森・コバヅタリノヨリアゲ森があり野嵩ノロの崇べ所,ほかに安仁屋之殿があり野嵩ノロの祭祀(由来記)。明治12年沖縄県,同29年中頭郡に所属。屋取に伊佐浜(伊佐カーシーともいう)がある(各町村字並屋取調)。戸数・人口は,明治13年50・212(男114・女98),同36年58・271(男141・女130)うち士族17・100。明治36年の民有地総反別31町余うち田4町余・畑19町余・宅地2町余・山林3町余・原野2町余(県史20)。同41年宜野湾村の字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7463780
最終更新日:2009-03-01




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