ケータイ辞書JLogosロゴ 安仁屋(近代)


沖縄県>宜野湾市

 明治41年〜現在の字名。はじめ宜野湾村,昭和37年からは宜野湾市の字。第2次大戦前は宜野湾村内で最も人口が少なく,サトウキビ作中心の閑静な農村地域であった。しかし,沖縄戦で集落は灰燼に帰し,さらに戦後まもなく全域が米軍用地(現キャンプ瑞慶覧)として強制接収され,住民は隣接する普天間・新城【あらぐすく】・野嵩【のだけ】などに移り住んだ。このため安仁屋区(行政区)の行政事務は,はじめは多くの地区住民が移転した現在の野嵩3区に設置された区事務所で行われていたが,昭和37年の市制施行に伴って行政区の再編が行われ,安仁屋区の名称は消滅した。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7463781
最終更新日:2009-03-01




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