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沖縄県>佐敷町

 明治41年〜現在の字名。はじめ佐敷村,昭和55年からは佐敷町の字。古くから竹細工で県下に知られていた。明治期までは竹傘を作っていたが,大里村大城【おおしろ】の製品が出回るようになり,衰微に向かった。その後,ザル作りが盛んになり,第2次大戦前は,芋入れ・米穀用・工事用・蒸器用などのザルを作り,竹細工組合を結成し,共同作業場もできて生産も増え,共同出荷を行ったほどであった。現在でもわずかだが竹細工が行われている。昭和6年の戸数89・人口417。第2次大戦後住民は大里村大城に集結していたが,同21年帰住している(佐敷村誌)。世帯・人口は,同45年68・251,同52年81・289。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7464063
最終更新日:2009-03-01




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