ケータイ辞書JLogosロゴ 具志頭村(近代)


沖縄県>具志頭村

 明治41年〜昭和29年の島尻郡の自治体名。具志頭間切仲座・玻名城・安里・具志頭・与座・新城・港川の7か村をもって成立。旧村名を継承した7字を編成。世帯・人口は,大正9年1,309・6,394,同14年1,366・6,233。昭和15年の戸数1,373・人口6,315。沖縄戦では,米軍による艦砲射撃などを受け,昭和20年軍人・軍属を除く民間人戦闘協力者の戦没者は,1,553人にも達した。生存者も収容所を転々としたが,翌21年にはほとんどが旧地に帰還することができた。昭和25年の世帯1,386・人口6,010。同28年戦没者を祀る魄粋之塔を建立し,同41年には山梨・高知両県の戦没者慰霊塔が建立された。村名は「ぐしかみ」ともいわれていたが,昭和29年村議会を経て,正式には「ぐしかみ」というようになった。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7464268
最終更新日:2009-03-01




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