ケータイ辞書JLogosロゴ 小湾村(近世)


沖縄県>浦添市

 王府時代〜明治41年の村名。中頭【なかがみ】方浦添間切のうち。「絵図郷村帳」に,小わん村と見える。なお村名は「高究帳」には見えないが,石高は仲西村に含まれていると思われる。中西ノロの管轄する潮花森という御嶽が見え,また木下殿の麦稲四祭には夫地頭の小湾大屋子と村内の百姓が供物を出している(由来記)。釣井という泉がある(旧記)。明治12年沖縄県,同29年中頭郡に所属。明治26年の「石高村別台帳」では百姓地21石余・請地8石余・仕明地7斗余で計30石余,惣頭は29人(浦添市史2)。戸数・人口は,明治13年73・342(男159・女183),同36年84・393(男190・女203)うち士族3・18。明治36年の民有地総反別28町余うち畑21町余・宅地3町余・山林1町余・原野1町余(県史20)。同41年浦添村の字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7464379
最終更新日:2009-03-01




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