ケータイ辞書JLogosロゴ 勢理客(近代)


沖縄県>浦添市

 明治41年〜現在の字名。はじめ浦添村,昭和45年からは浦添市の字。大正15年の県外移民者数24うち外国12・他府県12(浦添市史2)。昭和9年の農家戸数54ですべて専業,産糖高は黒糖779挺・白下糖388挺(浦添案内)。同11年勢理客・小湾の村有地12町歩に,村内最大の水田を開いた。同20年3月下旬頃から米軍の空襲を受け,米軍上陸後の4月下旬から5月上旬にかけて激しい戦闘が続いた。沖縄戦当時の戸数55・人口248,うち戦争による一家全滅8戸,81人が死亡した(浦添市史5)。戦後,工業地帯として発展,集落周辺の耕地は宅地化した。世帯・人口は,同45年1,191・4,712,同52年1,348・5,069。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7464517
最終更新日:2009-03-01




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