ケータイ辞書JLogosロゴ 西原村(近世)


沖縄県>浦添市

 王府時代〜明治41年の村名。中頭【なかがみ】方浦添間切のうち。「高究帳」では高頭150石余うち田110石余・畑39石余。古棚原ノ嶽と古棚原之殿があり,浦添ノロの祭祀(由来記)。西原大井・東井・佐古井・旧西原東井などの泉井がある(旧記)。明治12年沖縄県,同29年中頭郡に所属。明治6年の西原親雲上の作得は9石余(県史14)。同13年の西原掟の役俸は米1石余・雑穀7斗余(県史12)。同26年の「石高村別台帳」では百姓地197石余・仕明地7石余で計205石余,惣頭は125人(浦添市史2)。仲程・比屋川良という屋取が形成された。戸数・人口は,明治13年166・922(男446・女476),同36年240・1,356(男667・女689)うち士族40・207。明治36年の民有地総反別155町余うち田14町余・畑106町余・宅地12町余・山林2町余・原野18町余(県史20)。同41年浦添村の字となる。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7464865
最終更新日:2009-03-01




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