ケータイ辞書JLogosロゴ 浜村(近世)


沖縄県>粟国村

 王府時代〜明治36年の村名。久米方粟国島のうち。村名は「当時用候表」に見える。港に面する観音堂の祠内に,梵字のキリークと「大清康煕三十一壬申 立春花城 光門」と刻んだ石碑がある。八重村との境界は鍋凹と呼ばれ,夜,猪の妖怪が出るといわれた(球陽尚敬王32年条)。明治12年沖縄県,同29年島尻郡に所属。浜村に番所が置かれた。明治13年の戸数186・人口1,005うち男499・女506(県史20)。同36年土地整理完了と同時に村名は消滅。以後,行政区名として存続した(粟国村誌)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7464932
最終更新日:2009-03-01




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