ケータイ辞書JLogosロゴ 中深見(中世)


新潟県>中里村

 鎌倉期に見える地名。越後国魚沼郡波多岐荘のうち。建治2年10月1日,新田一族の鳥山時成が「上野国新田庄鳥山内田在家,越後国波多岐庄入馬・今泉両村内田畠在家,同庄深見・倉俣田畠在家等」を妻の尼妙空に譲り,正応4年12月21日付の関東下知状で尼妙空の領知が認められた(長楽寺文書)。その後,永仁5年6月11日,尼念空・尼慈円が上野国世良田の長楽寺へ「ハたきのしやうのうちふかみのうち,へいこんのかみかさいけ一う,又なかむかみ(中深見)のとうさうしかあと,このにけんのさいけ」を寄進している(同前)。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7616021
最終更新日:2009-03-01




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