ケータイ辞書JLogosロゴ 明知村(近世)


岐阜県>御嵩町

 江戸期の村名。可児郡のうち。「慶長郷牒」によると村高3,581石余,うち旗本妻木重吉領1,000石余・平岡頼勝領773石余・岡田将監支配地1,807石余。幕府岡田将監支配地はのち尾張藩領となる。「正保郷帳」では3,578石余(うち田3,274石余・畑303石余),尾張藩領1,807石余・平岡石見知行地1,000石・妻木伝兵衛知行地1,000石。正保以後瀬田・石森・石井・淵之上・平貝戸・柿田(のち西柿田・東柿田に分村)・顔戸の7か村に分村。「濃州徇行記」によると,「正保年絵図帳に,柿田・瀬田・石井・石森・平貝戸【ひらがいと】・顔戸六村を合せて明知村とあり,元高は千八百七石余」と記し尾張藩領分を明知村とも称した。
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7616472
最終更新日:2009-03-01




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