米堕(中世)
南北朝期に見える地名｡播磨国印南【いなみ】郡賀古荘のうち｡南北朝期に記された｢峰相記｣に法花山の法道仙人が仙人空鉢を南海に飛ばして供養を求めた｡途中,一俵が落ちてそこを米堕と名付けたという地名説話が見える(続群28上)｡法花山は,加西市坂本町にある法華山一乗寺｡江戸期の｢播磨鑑｣には,米塚として｢米田村内宮森ﾉ南｣にあると紹介｡
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(C)角川日本地名大辞典｢旧地名｣
JLogosID:7617207
最終更新日:2009-03-01