ケータイ辞書JLogosロゴ 東方村(近世)


熊本県>湯前町

江戸期の村名球磨【くま】郡のうち人吉盆地北東部,球磨川中流域に位置する宝永2年用水路幸野溝の完成後,久米村・多良木村・湯前村の原野が開発され,移住者を迎えて成立(多良木町史)人吉藩領諸郷地竈万納物寄によれば,宝暦・明和年間頃の家数398うち諸奉公人13・寺社4・修験道2・郷士154,安永3年改の人数1,979,元文3年改の反別は田264町余・畑57町余(斉藤氏所蔵文書/人吉藩の政治と生活)当村は新田であるため当初は年貢率が低かったが,寛政元年他村同様への引き上げに際し,村民が反対して騒動となったため,久米村・多良木村・湯前村の3か村に分割編入された
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7618262
最終更新日:2009-03-01




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