ケータイ辞書JLogosロゴ 野裏郷(古代)


鹿児島県>東串良町

平安期に見える郷名「和名抄」大隅国姶羅【あいら】郡四郷の1つ訓不詳あるいは「のうち」か大崎町域の持留川右岸から,東串良【ひがしくしら】町域一帯に比定される「三代実録」貞観2年10月条に見える野神牧との関連も考えられるが未詳また「太宰管内志」は,あるいは野里の誤りで,後世の大姶良郷野里村かとする「県史」は「太宰管内志」をうけて,里が裡となり,転じて裏となったものかとするが,これも未詳持留川右岸から肝属【きもつき】川にかけての一帯には野や原の付く字名が多く,県下最大の古墳,唐仁古墳・横瀬古墳などが所在,周辺に県下の高塚古墳が集中していることも注目されるなお,肝属川左岸は姶羅郡,右岸は肝属郡と大隅郡に属していたものと推定される
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(C)角川日本地名大辞典「旧地名」
JLogosID:7618440
最終更新日:2009-03-01




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