物
【ぶっ-そう】
[名]<形動>[ナリ]
[1]あわただしいこと。もの騒がしいこと。落ち着かないこと。
[例]「おん出で候ふあとの、けしからず
ぶっそうに候ふは何事にて候ふぞ」〈謡・隅田川〉
[訳]「(あなた様が)おいでになられた後ろの方が、とても
騒がしくございますのは、何事でございますか」
[2]危険なこと。乱暴なこと。
<参考>「物騒」の本来の読みは「ぶっさう」であるが、あわただしい意の「
▲」と騒がしい意の「騒」が混同されて、後に「ぶっそう」が「物騒」と表記されるようになった。
 | 東京書籍 「全訳古語辞典」 JLogosID : 5073538 |