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静岡
【しずおか】


マーケティング界で「日本の標準」と呼ばれる理由

地図的にも日本のほぼ中間位置している静岡県は、関東関西という大きな文化圏の中間でもある。マーケティング世界でも、静岡県が「日本の標準」とされ、テスト販売によく利用されるが、これは地理特徴や二大文化圏にはさまれているという理由だけではなく、静岡県特性大きな原因らしい。まず静岡県は、大都会でもなく過疎地域でもなく、標準的規模都市であることが挙げられる。次に様々な統計項目全国での位置づけが、だいたい一〇位前後バランスよくランクしていることが挙げられる。つまり、どの項目をとっても、だいたい平均値よりもちょっと上のレベルに並んでいるということだ。中日新聞発行の『東海エリアデータブック2002』から、いくつか見てみてみよう。人口三七六万四〇五四人全国一〇位、県民所得一一五八三六億円でこれも一〇位、県民生産も一四兆六六一五億円で一〇位、銀行預金残高も一〇兆六二六七億円で一〇位、小売業年間販売額も四兆二六六二億円で一〇位である。そのほか、世帯数、銀行貸出残高着工新設住宅戸数乗用車登録台数も一〇位である。一〇位ではないものとしては、農業生産高は二九〇三億円で一一位、卸売業年間販売額は八兆二四七六億円で一一位、医師数が五九四六人で一二位、面積が七三二八・五二平方キロで一三位である。たいていは上位項目下位の項目入り混じる凹凸型のデータ値になる場合多いが、静岡県はこのように本当にバランスがとれていて、だいたいが一〇位前後だ。このことから、静岡県は「日本の標準」と呼ばれるようになったのである。ちなみに工業製造年間出荷額だけは、一五兆九一二一億円で五位上位につけている。これは東海工業地域中央位置し、浜松市ヤマハ株式会社代表されるような大製造企業多いことによる。




東京書籍
「雑学大全2」
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