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トイレ
【といれ】


列車の水洗トイレの水は、どうして青や緑の色をしているのか?

列車のトイレの水には、なぜか青や緑といった色がついているが、これには深い理由がある。列車のトイレスペースは限られているので、汚物をそのまま貯蔵したのではすぐにタンク満杯になってしまう。そこで考えられたのが、排泄物固形物と水分分け処理するという方法だ。汚物タンクに落とされると、まず洗浄液で細かく粉砕され、固形物は貯蔵タンクにそのまま貯蔵される。一方分離された水分は、トイレの水として再利用される。このとき、「ちゃんと消毒殺菌用の薬品と混ぜて、きちんと処理しましたよ」という印に、青や緑に着色されるというわけだ。もっとも、青い色は、着色されたというよりは薬品の色そのものが混ざったためであることも多いようだ。こうして乗客排泄した水分列車のトイレ洗浄液へと生まれ変わるわけだが、列車が車両基地入るたびに、きれいな洗浄液と交換されるので、延々再利用されるわけではない。分離された固形物も車両基地処理される。なお、洗面所の手洗い用の水は再利用水ではないので、ご安心を。ちなみに、昔は、列車のトイレ停車している際には使わないのがマナーとされていた。その頃トイレは、列車内のタンク殺菌脱臭処理をした後、細かく粉砕したものをそのまま車外へ出していたため、停車中の列車トイレ使うと、プラットホームのすぐ下へ落ちてしまうから、このようなマナー必要だったのだ。もちろん現在では、そのような心配り不要である。




東京書籍
「雑学大全2」
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