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ドラえもん
【どらえもん】


ドラえもんの秘密道具は、一九六三個!

いまも昔も日本中の子どもたちに夢や希望を与え続けるドラえもん」。ドラえもん秘密道具はいくつあるのだろう。そんな疑問答えるべく、真剣に数え人がいる。富山大学教育学部の横山行教授だ。横山教授知る人ぞ知るドラえもん収集家。高岡市出身原作者、藤子・F・不二雄(本名藤本弘)さんが描いた漫画作品一三四四話をすべて収集し、秘密道具数えたところ、一九六三個だったという。しかし、一九六九(昭和四四)年一二発売雑誌小学年生」で「ドラえもん」の連載開始した小学館が、近年刊行した『最新ドラえもん秘密道具辞典』によると、その数は一三〇二個となっている。なぜ数が違うのかというと、それは定義仕方違うからで、横山教授場合は、「秘密道具現代技術実現不可能なアイテム」と定義し、ドラえもん未来世界から借り道具も含めて収集したのである。最初に使われた道具は、もちろんドラえもんがのび太くんの家にやってくるときの「タイムマシン」。ドラえもん作品定番道具「どこでもドア」や「タケコプター」のように繰り返し使われるものは約一割で、そのほかの九割は一度限りのものであるらしい。二〇〇五(平成一七)年、高岡駅前の「ウイングウイング高岡」のなかにある高岡市中央図書館では、横山教授らが寄贈したドラえもん単行本六七一冊閲覧できるようになった。初版本のコピーなど貴重な資料閲覧できるようになっているので、興味のある方は、出かけてみてはどうだろう。




東京書籍
「雑学大全2」
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